X-E3カメラケースは、X-E1とX-E2モデルの本質を継承し、産声をあげました。正面から見ると、レザーケースの際立ったラインと、屈折部分の繊細なる仕上がりが目にとまります。カメラケースのデザインは、カメラの主な要素である、ボディ、ボタン、ハンドグリップ、レンズのレイアウトに完全に影響されるもの。そして、これこそが、私たちがXEシリーズを愛する理由です。

X-E3の全体的な形状は四角形。レザーケースのデザイン時には、カメラとケースのバランスを取るために、曲線で四角を中和することにしました。結果はご覧の通り、所有者の五感を刺激するレベルに到達しています。

ハーフケースの両サイドには曲線的イヤーキャップボタンを搭載することで、伝統的かつ革製品に広く採用されるスタイルを演出。カメラの使用中にバックルの動きによって起こり得る傷を防止するために、カメラの両側のバックル位置を湾曲したキャップボタンで覆う措置が施されています。これは、見た目の美しさを作り出すだけでなく、カメラの保護機能をより一層高め、気持ちの良い使いやすさへと貢献します。

独自のコンパクトデザインが、カメラケースの安定性を高めます。カメラボディ右下隅にご注目ください。ハンドグリップレザー領域は後方にまで延びており、カメラがレザーケースで100%確実に覆われるように配慮されています。

ハンドグリップの高さも忘れてはならないポイントです。ラバーグリップ側面から見ると、底部が広く、上部が狭くなっています。この種の不規則な形状においては、ハンドグリップの高さを考慮することは必須です。そこで、ハンドグリップの高さをラバーグリップと同じ高さに調整することに決定。これの狙いは、利用者がカメラを快適に保持できるように革の面積を広げることです。

ラバーグリップの形状は上が狭くなっているので、ラバーハンドグリップと革の間に隙間を作ることは不可避です。

 

ハンドグリップのレザーは革ケースの中でも最も目立つ部分ということから、この部分の設計には特に注意を払いました。革が絶妙な階段状になっていることにお気づきいただけるでしょう。

全てのカメラにはそれ独自の形状が。X-E3はクラシックデザインを備えた、クラシックカメラだと言えるでしょう。革のような風合いと操作ボタンは、男性らしさを象徴します。この力強さを決して損なわないように、私たちは、ビンテージブラウンとオリーブグリーンにて、軍隊製品さながらの仕上がりを実現しました。

 

質感、使い心地、重量、全体的なバランス…。革ケースの全ての要素が、利用者に対して絶対的な感覚をお届けします。お客様にはきっとお気に召して頂けるはずです。

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